2012年02月24日
ゴリポンの巻

個展以来の悶々とした日々が続く。
押見修造 著 「惡の華」既刊読む。作者のトラウマを感じつつ面白かったので

著者おすすめの「さくらの唄」も、やっとこ探し出して読む。怪物だった。どのベクトルかわからないがこれは金字塔だった。そういえば昔だれかに勧められた気がする。思い出せないが・・・。
冬だからというのももちろんあるものの、最近は物思いに耽りに耽っている。冬は物思いに限る・・・。本当に毎年身の危険を感じるほど冬が苦手でありながら1月の個展はよっぽどだったと見える(自分に対して)。個展時、年齢のせいだと思っていた白髪も今は無くなった。
1月の個展の時はその先に江戸での個展を狙い、作品をためたかったので絵の値段を調節し・・・、もともとの値段でもそんなに売り切れとかになった事などないんですが、改心の出来というやつはわりかし人手に渡る事も稀にあったので大事を取ってそうしました。なめんなとお思いになる方もいらっしゃるかと思いますが、作家はもう入り込んじゃってるので自分の物語の中にしかありません。ほんとそういうのは美術家のスイマセンポイントです。
話戻りまして当時はその先の展示の事を思い描いたりしていたものですが、期間中夜間毎日行って誰ひとり来やしない受付時間の中、自分の、今回は油彩も割と使い慣れてよく出来たなと思っていた今回の展示を見ていてある事に気付いたのが今の悶々の大元となっている気がしています。物語が見えないというか無いものばかりだという。物語とは暗黒の日々も家に帰って無印B5ノートにまんがをかく事だけを生き甲斐にできたほど僕の脊髄な存在だったのに、油絵の具の強い色彩にセル戦(ブウじゃないよな)のトランクス状態になってしまうなんて・・・。
それから大体にして今この瞬間に絵画ってなになのかねというところまで思い耽る状態に。いままではわかるわけないでやめていたところでしたが、セル戦(ブウじゃないよな不安になってきた)のトランクス状態という行者のなかでも最も愚かしい状態にまでなってしまったからにはそうはいかないので、現時点で思い耽れるところまで耽っていた。
思い至ったのは
1、いままで大学時代からの延長での7回の個展のなかでは、無心ならではのなかなかというのはチョコットあったけど基本的に僕はずっとトランクス状態だった
2、表現領域が作曲、絵画、まんが、オブジェ、絵本など多く、やりたてないんじゃないかと思ったが、それじゃあ一体表現としてイッチャン強いのは主観でなんであろうという自問をしたところ、いろいろあるけどそういう話じゃない、一番強いのは物語じゃないかというふうになり、結局やってる全部に含まれているものだったので今のこの感じはしょうがない。ただ迷っている時間がもったいないのは確かだった
それでどういうやりかたで、というところに今の僕の悶々マインドがそそがれている・・・。だめだ、長い。今日のブログ長過ぎる。
2012年02月13日
オゴポ・ポンポンの巻

98年頃に?小田急美術館というところで?催された靉光展の図録・・・。100円で売ってた・・・。あの本屋もう駄目なんだ・・・。もうおかしくなってるんだあの本屋は・・・。
マンガの事しか考えていなかったがすぐ買う。宮城県美術館に傑作「鳥」がありますね。あれキャンバス波打ってますよね。やっぱりキャンバス波打つなんてな事は意識のうちに入れちゃいけないんですねあんなものわかんないですけど。
弟がジェームスディーンと同じジーンズを履きながらジミーの出演映画3本を一気見していた。こいつもおかしくなってるんだ。
2012年02月10日
シャッツィーの巻

どうやって私の住所を入手したか定かではないが母校の今年の卒業制作展覧会のはがきが届いた。やたらかっこいいな。2/10〜2/15開催メディアテーク。あったかい日があったら行こう。いや、その日の調子で決めよう。

幻覚ピカソ(集英社刊)を拝読。あまりにもかっこいい装丁に逆に敬遠していたがついに読む。これ超面白いじゃないですか。後悔。
装丁と言えば、バイト先の前の店長が本の装丁のことを貞操と言ってて、ツッコんだほうが下ネタ言ったみたいな空気になりそうだったからツッコめなかったなんてなことがあったな。最悪な思い出だな。
2012年02月08日
トリプルシャッツィーの巻

このアタマの中のトッ散らかり様。いまどうしようもない。今年はT展出さない事にする。
僕のやつには個性以前の問題から不信感を感じている。自信をもってかけるのが擬人ぐらいになっている。ソフト山内文貴に改名しないといけないかもしれない。
2012年02月06日
パラスの巻

西森作品唯一の読み残し「天使な小生意気」をコンビニ版で揃える。恐ろしい安さだった。ゴソッとあるとなかなか読み始めるのがおっくうである。
めんどくさすぎるのでアレはもう作る事は無いだろうと思っていたが、一念発起しメドがつく。ちょっとしたうれしさがある。
神秘性を高めるため、これから制作のすべてを秘密にすることと、ガンバとカワウソの冒険のカワウソと同じぐらいの頻度でしか人前に姿を現さないことにする。それをここで全言いする事にもする。ほんとは寒いからですが。
2012年02月04日
スポル・ディングの巻

身内とかの事を除いて、暮らしの中で気にかかる事と言えば、「うわー、このゲームってもうしばらくしたら出来なくなるのかー(本体の関係で)」っていうことだけだなと思った・・・。
それにくらべてモアイくんとかは本だから取っておけば老年期になっても大丈夫だ。
最終的に物語カッケーナというぐらいのところで充分に実のある考察をやめた。